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未来を想うチカラ(9) [未来のエンジニアたちへ]

決断するために欠かせないもの、
それが根拠です。

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▲聞き慣れた言葉、見慣れた風景にも、確信を持とう

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

前回の終わりで予告したとおり、整理と整頓の違いなどを例に、
根拠の大切さについて、お話ししたいと思います。

もうすでに整理と整頓、それぞれの意味について
調べていることと思います。宿題のようになってしまいましたね。
では、エンジニア松浦的解答です。
まず整理というのは、不必要なものをより分け、捨てること。
依頼を受けて機械を作る際、大きすぎないか、重すぎないか、
厚すぎないか、そして必要な機能の有無などを考え、
設計図を書き起こします。これが整理です。

情報も同じです。ある目的地に着くために道路情報を
集めるとしましょう。そのとき、一刻も早く到着したいといった
ケースでは、最短距離で、高速道路などの利用料金がかかっても
これを選択することでしょう。いっぽう急がない旅であれば、
観光地やグルメ情報なども収集する必要があります。
状況にあわせ、最も適切な情報を選り分けること、
これが整理なのです。

さて、整頓とはどんな意味でしょう。
これは順序よく並べること。決まりに従ってそろえることです。
機械の製作工場では、道具類を所定の位置に常に置くことで、
仕事がスムーズに進みます。置き方も、使用頻度の高いものから
取りやすい場所を考えています。
また、たとえば、みなさんの前で私が講演を行うとします。
あれも言いたい、これも伝えたい、とたくさんの小ネタが
頭に浮かびます。そこで、テーマ(決まり)にそって
最低限必要な小ネタを拾い出し(ここは整理です)、
より面白く話を組み立てるといったところでしょうか。

さて、整理・整頓の意味も重要ですが、ここで伝えたかったのは、
これら普通に使う言葉であっても、あらためて意味を確認する
ことが大切だということです。

「その資料を整理しておいてね」と言われて、
縦横をそろえて、きれいに並べるだけではダメなのです。
整理と聞いたのですから、資料をカテゴリーで分けるとか、
不必要な資料が混ざっていないだろうかと、調べることが
求められているのです。

ここまで意味を知ることの大切さについて、
お話ししてきました。
さて、次は連絡と報告。どう違うか分かりますか?
次回も引き続き、根拠をテーマにエールを贈ります。


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▲目的がはっきりすれば、やるべきことが見えてくる

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▲何となく注文するのではなく、今日は何を食べるのか、自分で決める。それも訓練です。

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machine@matsuura-kikai.com

電話で のお問い合わせは
088-632-1056(代表)

株式会社 松浦機械製作所 『機 械は友だち』)


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