未来を想うチカラ(10) [未来のエンジニアたちへ]
連絡することで、決断の根拠を得る。
報告によって、正確な評価をもらう。
▲連絡し、報告する技術を身につけよう!
前回は整理と整頓の違いについて、
エンジニア松浦的解釈で解答しました。
今回は、その第2弾。
連絡と報告の違い。そして運とツキの違いです。
宿題にしていたわけではありませんが、
宿題ととらえて、もう調べてきたというみなさんは
どうぞ答えがあっているか、確認してみてください。
まず連絡です。辞書によれば、
「つながり」「情報をなどを知らせること」などとあります。
いっぽうの報告は、どうでしょうか。これまた辞書によれば、
「研究や調査、あるいは任務の結果を知らせる」とあります。
どう違うのか。もう分かったかもしれませんが、
連絡は、現在進行形であり、今の状況を知らせることで、
相手の意見や判断をもらうための行動です。
そして報告は、結果を知らせるものです。
レポートなどを提出し、自らが取り組んできたことの
成果や実績を評価してもらうための材料づくりなのです。
連絡そして報告は、研究や開発、機械づくりといった
一連の流れの中にあるということなのです。
こうした連絡・報告の技術を身につけることは、
社会人となるための基本・基礎であると思います。
連絡することで、仲間や上司の意見・判断をもらい、
また自分の決断に、より正しい方向を見つけることができます。
私の経験から分かるのですが、
確信し、決断しなければ、実行するためのチカラが
湧いてこないのです。だから、多くは失敗につながります。
そして、報告することで、他の人の評価をもらうことが、
実力をつけていくために欠かせません。
「まぁいいか」「この程度、十分だろう」というのは
自己採点であって、正確な評価ではありません。
学生の間は教授から、そして社会にでれば上司や顧客から、
指摘される内容が正しい評価のです。
報告する──つまり、結果を評価してもらうことで、
「甘え」を克服できれば、みなさんは大きく成長できるでしょう。
これも『未来を想うチカラ』の一つなのです。
次回は、運とツキの違いについて、お話します。
▲連絡することで、正しい決断につながり、報告することで実力がアップします。
お知らせ
2010年4月25日に開催される市民マラソン
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