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未来を想うチカラ(14・最終話) [未来のエンジニアたちへ]

人と出会い、交流することで、
情熱とアイデアが生まれます。

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▲キャンパスには、さまざまな人が学び、出会えるチャンスが満ちています。

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▲とことん聞いて、報告(レポート)し評価をもらうことで、未来へのステップとなります。

この春、大学に入学された

未来のエンジニアのみなさんにエールを贈る
『未来を想うチカラ』もついに最終話を迎えました。
長い話に、お付き合いいただいて感謝します。

さて、最終話となる今回のテーマは、
ずばり、人と人との関係、人の輪です。

大学という場所は、教授をはじめ講師の先生方、
先輩、同級生、留学生など、さまざまな人が学び、
そして出会い、交流するチャンスに満ちています。

自分の知りたいことをどんどん、先生方に質問し、
報告(レポート)することで、自分を成長させ、
先輩や同級生、留学生などと交流することで、
切磋琢磨(せっさたくま)、奮起することができます。

未来を想い、チカラを蓄えるために、
4年間なり2年間の貴重な時間を、
十分に活用してほしいと思います。

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▲徳島といえば、やっぱり阿波おどり。踊る阿呆をぜひ経験してください。

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▲無線LAN移動中継システムで阿波おどりをライブ配信しました。

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▲人の輪のあるところに、情熱が湧き、アイデアが生まれます。

また、キャンパスを一歩出れば、実社会との接点が
たくさんあります。バイト先での経験ほか、
野球や空手といった民間クラブ、そして
徳島で忘れてはいけない阿波おどり連など、
『未来を想うチカラ』に、きっとつながる出会いが
あふれているのです。

なかでも、阿波おどりは、ぜひとも経験してほしいと
先輩エンジニア松浦良彦は思います。
徳島では普通に大学連(阿波おどりサークル)があり、
それに参加するのもよいのですが、
できれば、有名連をはじめ一般の連でも練習させてもらい、
本番で『踊る阿呆』になってみることをおすすめします。

そこには、年齢性別を超え、また会社、自営、職種を超えた
人と人との輪があります。いろいろな立場、考えがあるなかで、
本場で開催される阿波おどり本番に向かう情熱が一本化され、
滅多に経験できない、充実感を味わうことができます。

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▲一人で感激するのもいい。みんなで感動するのはさらにいい。そう思います。

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▲老若男女。さまざまな立場の人が一緒に踊る、阿波おどり。さぁ、輪の中に入ってください。

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▲キャンパスで過ごす時間は短く、そして貴重です。大いに学び、羽ばたいてください。

もちろん、見る阿呆となるのもいいですし、
私が第3の阿呆と位置づける『仰ぐ阿呆』もいいでしょう。
ちなみに第3の阿呆とは、見る阿呆を煽り、踊る阿呆を元気づける、
そんな役割をする人のことです。

桟敷席に陣取り、阿波おどり連が配ってくれるうちわを
そっせんして受け取り、後ろの席へどんどん回す。
そしてみんなで、うちわをふって応援するきっかけをつくる。
私は、毎年そうやって第3の阿呆の役目を果たしています。

そして、これがきっかけになり、
昨年、一昨年と本場阿波おどりを
『無線LAN移動中継システム』をフル活用し、
インターネットを介して全国にライブ配信しました。
これも第3の阿呆の役目だと思っています。

こんなふうに、阿波おどりの中には、
あるいは人と人が出会い、人の輪がある場所には、
情熱とアイデアが生まれます。
大学に通い、そして学ぶ貴重な時間を、
大切に使ってほしいと願います。

『未来を想うチカラ』をしっかりと身につけ、
そして大きく羽ばたいてください。ガンバレッ!

お知らせ
2010年 4月25日に開催される市民マラソン
『とくしま マラソン2010』をリアルタイム移動中継します。
当日は、以下のチャンネルから、
とくしまマラソンを応援してください。

『とくしまマラソン2010』無線LAN移 動中系

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▲おしらせ。とくしまマラソン2010をインターネッ トで応援しよう!

メールで の お問い合わせは

machine@matsuura-kikai.com

電話で のお問い合わせは
088-632-1056(代表)

株式会社 松浦機械製作所 『機 械は友だち』)


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未来を想うチカラ(13) [未来のエンジニアたちへ]

できると信じて頑張る!みなさんの姿を、
周囲の誰もが応援したくなるのです。

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▲2008年に行われた『とくしまマラソン』第1回大会に参加、完走することができました。

前回は、「曲がる」と強く信じることができれば、
曲がりそうにもない金属のスプーンが、
くるくる、くねくねとたやすく曲がる話をしました。

今回は、さらに進めて、
周りの人々から応援をもらうことで、
いっそうチカラが発揮できるという内容です。

松浦機械製作所では、次代の通信システム
『無線LAN移動中継システム』を研究・開発し、
現在は、その普及に取り組んでいます。

そして、今週末(4月25日)に迫った
『とくしまマラソン2010』の中継を行い、
インターネットを介して世界にライブ配信します。

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▲頑張っている姿を応援したくなる。応援を受けると、さらにチカラが湧いてくるのです。

ところで、とくしまマラソンのライブ中継をやってみようと
思ったきっかけは、2008年春に開催された
第1回大会に私自身が参加し、そして完走したことでした。
詳しくはコチラ(リンク)→『第1回大会参加で生まれたアイデア』

友人に誘われ、軽い気持ちで参加したものの
10kmを超えたあたりで膝が笑いはじめ、
15kmでは、いつへたり込んでも不思議ではないほど
心身ともに疲れ切っていました。

そんなときです。沿道に集まったみなさんから、
「がんばれぇ〜!」
「まだ、いけるぞ」
という声援がはっきりと聞こえたのは…。
限界に近づき、それでもやれるところまで行こうと
頑張っていた自分は、いわゆる『孤独』でした。
日頃から走り込んでいるわけでもなかった私が、
ここまで走れたのは、自らを信じるチカラだったと思いますが、
その先のエネルギーをくれたのは、沿道からの声援だったのです。

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▲みんなのエネルギーを受け取って、目指すゴールへたどり着けるのです。

ランナーそして沿道で応援するみなさんとの間に満ちた
不思議なエネルギー、感動をどうにか伝えたい──。
振り返れば、
これが当社が取り組んでいる『無線LAN移動中継システム』が
さらに前進する原動力になったのです。

未来のエンジニアのみなさん、
まずは、自分を信じて、できると強く思って頑張ってください。
そんな姿、情熱を、周囲はきっと応援してくれるはずですから。

お知らせ
2010年 4月25日に開催される市民マラソン
『とくしま マラソン2010』をリアルタイム移動中継します。
当日は、以下のチャンネルから、
とくしまマラソンを応援してください。

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未来を想うチカラ(12) [未来のエンジニアたちへ]

できると本気で信じれば、
金属のスプーンも曲がります。

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▲自分自身を強く信じることで、未来はより明るい方向に変わります。

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

今からほぼ1年5ヶ月前の2008年末に
『確信すればスプーンは曲がる』(リンク)という
話を書いたことがあります。

地元で行われた、心をテーマにした講演会に参加し、
「強く思うことで、自分を取り巻く状況はいつの間にか
思ったようになっていくものである。しかし、その思いの強さは、
現代科学では図ることができない」
といった内容のものでした。

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▲どうですか? 曲がると確信した瞬間、金属のスプーンも曲がるのです。

ここで私は、コペルニクス的転回、ひょっとすると
パラダイムの転換と表現してもいいほどの
貴重な経験したのです。

「このスプーンは曲がる。曲げることができるんだ!と
強く思えば、きっと曲がります」と講師から、
金属のスプーンを手渡されました。

最初こそ、曲がるわけないだろうと思っていたのですが、
10人ほどいた参加者の中から、「あっ!曲がった」という
声があがり、一人、二人とスプーンを曲げる様子を見るにつけ、
私も、できるかも、できるに違いないと強く思えてきたのです。

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▲みんさんも、自分を信じて、挑戦してみてください。

結果はもちろん、曲がりました。くねくねと、くるくると。
みなさん一人ひとりの未来にも、当てはまると思いませんか?
「自分はダメなヤツだ」と悔やめば、
そういう人生が待っているし、
「自分はきっと人の役に立つ仕事ができるはずだ」と
確信していれば、何かしら業績を残す人になるということです。

やって、できないはずはない!と
みなさん自身のことを強く信じてあげてください。

 

お知らせ
2010年4月25日に開催される市民マラソン
『とくしま マラソン2010』をリアルタイム移動中継します。
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未来を想うチカラ(11) [未来のエンジニアたちへ]

自らの中に『ツキ』を育てよう。
訪れた『運』を逃さないために。

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▲失敗の原因は、「運が悪かった」のではなく、ツキを育てていなかったからです。

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

さて、今回はちょっと難しいテーマ。『運』と『ツキ』の違いです。
何が難しいのかといえば、いずれも目にはみえないものの、
どちらも結果として現れるものだからです。

たとえば、宝くじに当選したとしましょう。
同じように買った人たちの中で、一人だけ当たりくじを
手にすることができたわけです。
そこには、人の力ではどうにもならない、
何らかの力が働いたとしか思えない結果があります。

では、ここで働いた力とは、『運』か『ツキ』か。
みなさんは、どう考えますか?
エンジニア松浦的解釈にあてはめると、
「ツキがあり、そして運に恵まれた」となります。

まず『運』というのは、言い換えればチャンスです。
開運という言葉があります。運は開くことができる。
自分の身の上が未来でどうなっているか、
幸運にも、不運にも自らの努力で変えていくことが
可能なのです。これが『運』。

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▲運は開くことができる。未来は変えることができる。私はそう信じています。

そして、この『運』を良い方に作っていく技術が
『ツキ』であると私は考えています。
「とりくつところ」「手がかり」「良いめぐり合わせ」などと
解釈されていますが、『運』であるチャンスを呼び込むための準備、
日頃の努力こそが『ツキ』なのです。

先の宝くじを例にとれば、買うという行動がなければ、
決してくじに当たるというチャンスにはめぐり合えないのです。
さらに、当たりかどうかを確認する作業も『ツキ』であり、
『運』を確実に手にするために欠かせないものなのです。

エンジニアとして常に技術を磨いておく。
最新の情報を収集し、これを整理整頓しておく。
連絡し決断する力を見につけ、報告することで、
自らの実力をしり、問題の解決を行っておく。

こうした『ツキ』の作業、日頃の努力によって、
斬新なアイデアにいきついたり、
みんなの役に立つ機械やシステムを生み出したりといった
『運』が訪れ、そのチャンスをしっかりと手にすることが
できるのです。

『未来を想うチカラ』とは、『運』を呼び込むための
『ツキ』を作る作業であり、またいつかきっと訪れる
チャンスを確実に手にするための準備なのです。

未来に『運』を育て、逃がさないために、
『ツキ』を自らの中に蓄えてください。

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▲ツキを育てる(日々の努力)ことができれば、運を呼び込める(チャンスが見えてくる)のです。

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未来を想うチカラ(10) [未来のエンジニアたちへ]

連絡することで、決断の根拠を得る。
報告によって、正確な評価をもらう。

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▲連絡し、報告する技術を身につけよう!

前回は整理と整頓の違いについて、
エンジニア松浦的解釈で解答しました。
今回は、その第2弾。
連絡と報告の違い。そして運とツキの違いです。

宿題にしていたわけではありませんが、
宿題ととらえて、もう調べてきたというみなさんは
どうぞ答えがあっているか、確認してみてください。

まず連絡です。辞書によれば、
「つながり」「情報をなどを知らせること」などとあります。
いっぽうの報告は、どうでしょうか。これまた辞書によれば、
「研究や調査、あるいは任務の結果を知らせる」とあります。

どう違うのか。もう分かったかもしれませんが、
連絡は、現在進行形であり、今の状況を知らせることで、
相手の意見や判断をもらうための行動です。

そして報告は、結果を知らせるものです。
レポートなどを提出し、自らが取り組んできたことの
成果や実績を評価してもらうための材料づくりなのです。

連絡そして報告は、研究や開発、機械づくりといった
一連の流れの中にあるということなのです。
こうした連絡・報告の技術を身につけることは、
社会人となるための基本・基礎であると思います。

連絡することで、仲間や上司の意見・判断をもらい、
また自分の決断に、より正しい方向を見つけることができます。
私の経験から分かるのですが、
確信し、決断しなければ、実行するためのチカラが
湧いてこないのです。だから、多くは失敗につながります。

そして、報告することで、他の人の評価をもらうことが、
実力をつけていくために欠かせません。
「まぁいいか」「この程度、十分だろう」というのは
自己採点であって、正確な評価ではありません。
学生の間は教授から、そして社会にでれば上司や顧客から、
指摘される内容が正しい評価のです。

報告する──つまり、結果を評価してもらうことで、
「甘え」を克服できれば、みなさんは大きく成長できるでしょう。
これも『未来を想うチカラ』の一つなのです。

次回は、運とツキの違いについて、お話します。

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▲連絡することで、正しい決断につながり、報告することで実力がアップします。

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未来を想うチカラ(9) [未来のエンジニアたちへ]

決断するために欠かせないもの、
それが根拠です。

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▲聞き慣れた言葉、見慣れた風景にも、確信を持とう

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

前回の終わりで予告したとおり、整理と整頓の違いなどを例に、
根拠の大切さについて、お話ししたいと思います。

もうすでに整理と整頓、それぞれの意味について
調べていることと思います。宿題のようになってしまいましたね。
では、エンジニア松浦的解答です。
まず整理というのは、不必要なものをより分け、捨てること。
依頼を受けて機械を作る際、大きすぎないか、重すぎないか、
厚すぎないか、そして必要な機能の有無などを考え、
設計図を書き起こします。これが整理です。

情報も同じです。ある目的地に着くために道路情報を
集めるとしましょう。そのとき、一刻も早く到着したいといった
ケースでは、最短距離で、高速道路などの利用料金がかかっても
これを選択することでしょう。いっぽう急がない旅であれば、
観光地やグルメ情報なども収集する必要があります。
状況にあわせ、最も適切な情報を選り分けること、
これが整理なのです。

さて、整頓とはどんな意味でしょう。
これは順序よく並べること。決まりに従ってそろえることです。
機械の製作工場では、道具類を所定の位置に常に置くことで、
仕事がスムーズに進みます。置き方も、使用頻度の高いものから
取りやすい場所を考えています。
また、たとえば、みなさんの前で私が講演を行うとします。
あれも言いたい、これも伝えたい、とたくさんの小ネタが
頭に浮かびます。そこで、テーマ(決まり)にそって
最低限必要な小ネタを拾い出し(ここは整理です)、
より面白く話を組み立てるといったところでしょうか。

さて、整理・整頓の意味も重要ですが、ここで伝えたかったのは、
これら普通に使う言葉であっても、あらためて意味を確認する
ことが大切だということです。

「その資料を整理しておいてね」と言われて、
縦横をそろえて、きれいに並べるだけではダメなのです。
整理と聞いたのですから、資料をカテゴリーで分けるとか、
不必要な資料が混ざっていないだろうかと、調べることが
求められているのです。

ここまで意味を知ることの大切さについて、
お話ししてきました。
さて、次は連絡と報告。どう違うか分かりますか?
次回も引き続き、根拠をテーマにエールを贈ります。


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▲目的がはっきりすれば、やるべきことが見えてくる

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▲何となく注文するのではなく、今日は何を食べるのか、自分で決める。それも訓練です。

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未来を想うチカラ(8) [未来のエンジニアたちへ]

「好き!」から始まる技術進歩

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▲そこに需要があるから、技術は進歩するのです。

ついこの間まで、通話とメールだけだったケータイ(携帯電話)が、
ニュースが読め、ゲームや音楽をダウンロードできるようになり、
そしてついには、ホームページをストレス無く見て、
さらにGPS機能が搭載され地図情報はもちろん、
携帯電話の電波が届かない山奥でさえ、
インターネットが利用できるまでに進化しています。

巨大で、高価で、できることも少なかったパソコンも、
どんどんコンパクト化され、廉価になり、高機能化されています。
ポケットベルが、画期的だった時代を知っている私ですが、
それからのケータイの進化は本当に早かった──と感じます。
これほどまでに、進化する理由とは何でしょうか。

考えるまでもありません。そこに需要があったからです。
需要とは何かといえば、「好き!」ということです。
たとえば、女性の裸を見たいという欲求(男性に向けて話します)が、
よりスピードのあるCPUやグラフィックカードを求めさせ、
さらに回線もADSL、光へと進化させたのです。
裸を例にして、申し訳なかったですが、音楽やゲーム、
またケータイで、ブログやホームページを作ってみたいといった欲求が
技術進歩に猛烈な勢いを与えたと確信しています。

さてここで、裸ばかり追っていたのでは、
みなさんの進化はありません(またまた申し訳ない)。

あくまで、それは「好き!」という直情的なエネルギーであって、
情報を収集する技術向上のきっかけに過ぎないのです。
そこで次にやるべきことは、
ウエブから、メディアから、交友関係の中から得られる膨大な情報を、
自分がなりたい未来のスガタに照らし、整理整頓すること。
「未来を想うチカラ」を発動させるために、
欠かすことのできない訓練だと知ってください。

ところで、整理整頓といいましたが、
整理とはどういう意味でしょう。
整頓とはどう違うのでしょうか。

次回は、言葉の意味を知ることの大切さ、
そして根拠の重要性について、お話しします。


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▲情報は無限です。どう収集し、いかに整理するかが大切なのです。

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▲「好き!」で乗っているバイクですが、旅をするときには、とことん情報を集め、必要なものをより分けています。

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未来を想うチカラ(7) [未来のエンジニアたちへ]

最新の技術を使いこなそう!
そして『より便利』を考えよう。

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▲最新の技術に触れていますか?

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

前回は、当社が開発し、普及を目指している
無線LAN移動中系システムを例に、
『未来を想うチカラ』が、大きなエネルギーを生む、
というお話をしました。

ところで「当社が開発した」といっている
無線LAN移動中系システムですが、そのシステムを
開発したのであって、システムを構成する個々の機器、
たとえば、電波を送受信するための『モバイル衛星アンテナ』や、
『5GHz帯ブロードバンド無線プラットフォーム』、『GPS』、
その他『カメラ』『マイク』『自動車』といったモノは、
もちろんすでに開発され、最新の技術を搭載し、
一般に利用されている機械です。

無線LAN移動中系システムは、
最新の技術、機械を組み合わせ、アセンブリすることで、
より便利で、斬新なシステムとして誕生したわけなのです。

もちろん、技術はどんどん進化していきます。だから休まず、
今ある最新技術を理解する、つまり使いこなすこと。
より効率的な機械、いっそう便利なシステムの開発につながる
アイデアは、最新技術に触れる中から、
生まれることも少なくないのです。

若いみなさんにとっては当たり前かもしれませんが、
携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラ、GPSなど、
私は、常に最新の機器のそばにいるようにしています。

自分のアイデアを広げてくれるモノ、そして
『未来を想うチカラ』を手に入れるため、
投資と時間を惜しまない──。
そういうことも必要だと、私は思うのです。

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▲最新技術を組み合わせ、アセンブリした当社の無線LAN移動中系システム搭載車。
  4月25日(日)に開催される『とくしまマラソン2010』を移動ライブ中継します。

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▲このスマートフォンも悪くないが、間もなく、最新機種(Xperia)を試す予定です。

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未来を想うチカラ(6) [未来のエンジニアたちへ]

ちなみに(株)松浦機械製作所の今のテーマは
無線LAN移動中継システムの普及です。

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▲未来を想うチカラがあれば、夢は実現します!

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。
前回は、とにかく自分なりのテーマ・目標を見つけて
まずは『足る』までやってみよう!というお話でした。

今回は、その具体例として、当社が今、取り組んでいる
新しい時代のコミュニケーション技術、
無線LAN移動中系システムについてご紹介します。

このシステムは、その名の通り、無線LANを介して、
しかも移動しながらリアルタイムで大容量の
映像・音声データを送信し、かつ受信するというもの。

しかも、当社が長く研究し、開発した
『ピークサーチ自動方調雲台』をベースに、
軽量・小型化し、導入のための予算も
通信という面から、他の放送システムに比べて
大幅にコストダウンすることができました。

これまでに
『とくしまマラソン』『第2回海部川風流マラソン』
『阿波おどり』『徳島県総合防災訓練』ほか、
全国のケーブルテレビ各社への協力など、実績を重ねています。
来週末に迫った『とくしまマラソン2010』も、もちろん
中継参加しますので、ご期待いただきたいと思います。

このように、研究から開発、そして実績を重ね、
現在、その普及に取り組んでいるところですが、
そのきっかけは、機械づくりの技術をベースに、
電界強度を探り、自動方調する、賢い雲台を作れないだろうか、
というものだったのです。

そこから、マラソンなどのイベント中継をはじめ、
近年の発生が確実視されている東南海地震など災害への備え、
といった具体的なイメージが見えてきました。

──モノづくりの技術はある。
──完成すれば、きっとみんなの役に立つはずだ。
──だったら全社を挙げて取り組んでみよう。

こうした経過から、未来を思い描き、
そして「今」を積み重ねてきた結果、少しずつですが、
実績を蓄えることができたのです。

まだまだ、(株)松浦機械製作所は、このテーマに対して
『足る』までには至っていません。
研究・開発、そして今後は普及に精一杯取り組んでいきます。

未来のエンジニアのみなさんも、
テーマ・目標さえつかむことができれば、
具体的なイメージが生まれ、やるべきことが見えてきます。
それこそが『未来を想うチカラ』となり、
きっと、みなさんの夢を実現させるパワーとなるに
違いありません。 ガンバレッ!

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▲とくしまマラソン第1回、第2回、そして第3回(4/25)も中継します。

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第2回海部川風流マラソンの中継の様子です。多くのみなさんに、視聴いただきました。

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▲徳島といえば、阿波おどり。マチにあふれる熱気を伝えることができました。

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昨年9月1日行われた徳島県総合防災訓練では、山間部の小学校と河川敷の本部等をリアルタイムで結びました。

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未来を想うチカラこそが、イメージをカタチに変えるのです。

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未来を想うチカラ(5) [未来のエンジニアたちへ]

自分のテーマを見つけたら、
とにかく『足る』までやろう!

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▲深い味わいがある、それが徳島弁。地元の言葉で、エールを贈ります。

態度にしろ、物事にしろ、中途半端な状態というのは、
周囲も、そして何より自分自身の気持ちの居所が悪いもの。

靴の中で、靴下がずれて脱げかけているような心地悪さ、
仕事に区切りがつかないまま箸をつける夕食の味気なさ、
効果音ばかり大きくて、台詞が聞き取りにくい邦画の歯がゆさ…。

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

みなさんは、これまでに何かを、とことん学んだり、
追求したり、研究したりといった経験がありますか?

『足る』まで、やったことがあるか?ということです。
足るとは、一般的に不足や欠けた部分がないことをいいます。
お腹いっぱいご飯を食べたとか、洋服をたくさん持っているとか。

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▲とことん追求することでしか、知識欲は満たされない。

しかし、私がいう『足る』とは、徳島弁であって、
ニュアンスが少々違います。『足る』とは、
『飽きるまでやる』(尽きるまで探求する)ことを指します。
たとえば、子どものころカブトムシを飼ったことがあると
思いますが、最初はただカゴで飼うだけ、そして
数を増やしたいと考えるかもしれません。ここまでは、
一般的な『足る』、物欲といっていいかもしれません。

ここからが、私のいう徳島弁の『足る』。
そのカブトムシに深い興味を持つと、エサは何がいいのか、
どんな環境で暮らしているのか、雌雄の違い、成長の過程、
卵から幼虫、さなぎが育つ土の状態、土づくりなど、
知りたいことが無限に出てくるのです。
これは精神的な欲求、つまり知識欲です。

「これくらいで、まぁええわ。十分じゃ」と感じたら、
決して、放り出さないこと。
その先にもっと面白い研究テーマが待っています。
足りた後に、足るまでやる。
自分の好きなこと(テーマ)を見つけたら、
とことん研究してほしい──。
見えそうで見えなかったものが、きっと見えてくるから。
これが、私からの5つ目のエールです。

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見えそうで見えなかったものが、見えてくる。それが、大学という場所なのです。


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株式会社 松浦機械製作所 『機 械は友だち』)


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