SSブログ

未来を想うチカラ(5) [未来のエンジニアたちへ]

自分のテーマを見つけたら、
とにかく『足る』までやろう!

001.jpg

▲深い味わいがある、それが徳島弁。地元の言葉で、エールを贈ります。

態度にしろ、物事にしろ、中途半端な状態というのは、
周囲も、そして何より自分自身の気持ちの居所が悪いもの。

靴の中で、靴下がずれて脱げかけているような心地悪さ、
仕事に区切りがつかないまま箸をつける夕食の味気なさ、
効果音ばかり大きくて、台詞が聞き取りにくい邦画の歯がゆさ…。

未来のエンジニアのみなさん、こんにちは。
松浦機械製作所の松浦良彦です。

みなさんは、これまでに何かを、とことん学んだり、
追求したり、研究したりといった経験がありますか?

『足る』まで、やったことがあるか?ということです。
足るとは、一般的に不足や欠けた部分がないことをいいます。
お腹いっぱいご飯を食べたとか、洋服をたくさん持っているとか。

_MG_0218.jpg

▲とことん追求することでしか、知識欲は満たされない。

しかし、私がいう『足る』とは、徳島弁であって、
ニュアンスが少々違います。『足る』とは、
『飽きるまでやる』(尽きるまで探求する)ことを指します。
たとえば、子どものころカブトムシを飼ったことがあると
思いますが、最初はただカゴで飼うだけ、そして
数を増やしたいと考えるかもしれません。ここまでは、
一般的な『足る』、物欲といっていいかもしれません。

ここからが、私のいう徳島弁の『足る』。
そのカブトムシに深い興味を持つと、エサは何がいいのか、
どんな環境で暮らしているのか、雌雄の違い、成長の過程、
卵から幼虫、さなぎが育つ土の状態、土づくりなど、
知りたいことが無限に出てくるのです。
これは精神的な欲求、つまり知識欲です。

「これくらいで、まぁええわ。十分じゃ」と感じたら、
決して、放り出さないこと。
その先にもっと面白い研究テーマが待っています。
足りた後に、足るまでやる。
自分の好きなこと(テーマ)を見つけたら、
とことん研究してほしい──。
見えそうで見えなかったものが、きっと見えてくるから。
これが、私からの5つ目のエールです。

_MG_0241.jpg

見えそうで見えなかったものが、見えてくる。それが、大学という場所なのです。


メールでの お問い合わせは
machine@matsuura-kikai.com

電話で のお問い合わせは
088-632-1056(代表)

株式会社 松浦機械製作所 『機 械は友だち』)


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。